広島・新井監督 「ウチらしい、全員で手繰り寄せた逆転勝ち」塹江プロ初セーブ「あまり興味ありません(笑)」【一問一答】

 「中日1-2広島」(10日、バンテリンドーム)

 広島は延長十一回に代打・野間峻祥外野手(32)が右翼フェンス直撃の打球を放った後、二走・羽月隆太郎内野手(24)が三塁を回ったところで転倒。ヒヤリとしたが、何とか生還して決勝点をもぎ取った。チームはビジター5試合目での初勝利で、勝率5割に復帰して3位タイ浮上。新井監督の主な一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -投手が踏ん張った。

 「まずはタマ(玉村)が前回に続いてナイスピッチング。タマが粘ってくれたおかげで、最後こういう結果になった。本当にウチらしい、全員で手繰り寄せた逆転勝ちだと思います」

 -塹江はプロ初セーブを記録。

 「あまり興味ありません(笑)。でも塹江も最後、ああいう形で勝ち越した後の3つのアウトはすごく難しい。落ち着いて投げていた。ナイスピッチングでしたよ」

 -ハーンがベンチ外。

 「2連投していたし、登板が多かったので。(9日の中日戦で)打たれたからとかではなく、決まっていた。リフレッシュして、また明日から頼むなと伝えました」

 -1点を追う七回1死一、三塁は菊池の三ゴロ併殺崩れの間に同点とした。

 「ウチらしい。きれいなヒットじゃないけど、みんなが全力疾走。ゲッツー崩しとか、ファビアンもしっかり走ってくれたし。全力疾走って当たり前だけど、全員がいつもやってくれている。ウチらしい野球だと思います」

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