広島・末包が2500万増の6100万円でサイン 来季の目標は「30本塁打100打点」 1月は和田一浩氏に弟子入りへ
広島・末包昇大外野手(29)が3日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2500万増の6100万円でサインした。(金額は推定)
4年目の今季は123試合に出場し、打率・243、11本塁打、62打点。自身初の規定打席に到達し、本塁打は自己最多タイ、打点は同最多を更新。打点はファビアンの65打点に次ぐチーム2位だった。
開幕3戦目までは出番なしから始まったシーズン。「焦りから入った。ただシーズンは長いから巻き返してやるという思いだった」と、初スタメンだった4月2日・ヤクルト戦(神宮)で今季1号をマークし、出場機会を増やしていった。
一方、シーズン終盤の失速を反省。「勝負どころでギアが上がらなかったのは情けない」と厳しい表情を浮かべた。
来季の目標には、「30本塁打、100打点」を設定。「自分の実力がそこに達していないのは、重々承知」とした上で、「達成するためにこのオフ、どう過ごすか。具体的な数字を達成できる可能性を持った上でシーズンに入れれば」と意気込んだ。
また、来年1月には和田一浩氏に弟子入りする計画も明かした。マンツーマンで指導を受ける予定で、「あのバッティングは魅力的。ドラゴンズの細川を見ていても毎年、進化している。その原点は和田さんなのかなと思う。自分もなにかきっかけや、もっとよくできる部分があると思って連絡させてもらった」と話した。





