広島 床田が3500万増の年俸1億8500万円でサイン シーズン6完投も9月4敗「野球やめたいと思って」苦悩の日々明かす
広島の床田寛樹投手が4日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3500万増の年俸1億8500万円でサインした。(金額は推定)
今季も先発ローテの柱の1人として26試合に登板。6完投3完封を成し遂げるも9勝12敗、防御率3・15で終え、「結局勝負どころで勝てなかったので悔しいシーズンだったと思います」と振り返った。
特に9月は4敗、防御率11・21で苦戦した。「野球やめたいと思って家帰って、チャンスをもらってまた頑張ろうと思っていた」と苦悩の日々を明かし、「真っすぐの出力が落ちた。序盤で試合が決まってしまうくらい点を取られてしまった」と原因を自己分析した。
得意の打撃では9月9日・巨人戦で念願のプロ初本塁打。今季の印象的な場面を問われると、「本業はダメでしたけど、ホームラン」と答え、「うれしかったですよ。キャリアハイで。あと1年しかない」と再来年からセ・リーグでもDH制が導入されることを見据えた。





