強豪私学に負けない!都立高出身プロ選手が台頭
オリックスの鈴木優投手が7月1日西武戦で都立高から直接プロに行った投手としては初勝利を挙げた。強豪私学ひしめく東京で、はい上がってきた都立出身選手。現在の球界には投手のみ4選手が在籍する。
公開日:2020.8.10
【日本ハム・秋吉亮】都立足立新田高出身
都立足立新田高3年夏には3戦連続完封勝利を挙げるなど東東京大会4強に導いた。中央学院大、パナソニックを経て、2013年ドラフトでヤクルトから3位指名。右サイドハンドからMAX150㌔の速球と多彩な変化球を操る。プロ入り後は中継ぎ、抑えとして活躍している。
日本ハムにトレードでヤクルトから加入した秋吉亮投手と谷内亮太内野手が17日、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設で記者会見し、背番号は秋吉が「39」、谷内が「32」に決まった。
日本ハム移籍の秋吉らが会見「優勝しか頭にない」
秋吉は「真っすぐを生かした投球を見てほしい。優勝の2文字しか頭にない」と力強く話した。
秋吉は1年目の14年から3年連続60試合以上登板。都立高出身者として初の球宴出場、年俸1億円超え、侍ジャパン選出、WBC出場など歴史を作ってきた。2019年、日本ハムに移籍。守護神として起用され25セーブを挙げている。
【ロッテ・佐々木千隼】都立日野高校
高3夏に西東京大会8強。桜美林大でドラ1候補にまで成長。2016年ドラフトでロッテから1位指名。都立高出身者として初の1位指名、外れ1位指名としては史上最多の5球団が競合した。