「ジャイアンツからすると（移籍の）打診があって、すべてルールがクリアできて出場できるなら、優勝争いで最高においしい。選手としては魅力があるから、うちが引き取ろうとなるさ」と理解する一方で、中田を巡るさまざまな報道について「美談を作ってオブラートにすることはしなくていい。美談じゃなく厳しい目も持っておくべき。優勝してビールかけあったとき、どういう面でビールかけするんですか。まだケジメがなってない」とした。

　志らくは２１日にツイッターを投稿。巨人にトレードされた中田翔内野手が移籍後初出場したことを疑問視し、「読売は中田を引き受けてもう試合に出している。暴力で日ハムを追放になった選手をすぐ使うのか。ドラゴンズは優勝出来なくてもこんなことはしません」と批判した。
　だが、その後に投稿を削除。一方であらためて意見をつづり、「他のチームに行きたい選手はちょいと暴力を振るえばいいことになっちゃう。やはり半年は謹慎させないとね」、「謹慎せずにすぐ試合に出させた事を批判してるんです、世間は」などと批判する理由を並べた。

　「もしかしたら監督は、チームのファンの前でしっかり反省して、みそぎを済ませた上で日本ハムのユニホームを着た状態でみんなに謝罪して、試合に出られるようになった、あるいは今シーズン最期に出られる事になって謝罪と御礼をして、来シーズンからこういう形になりますというのならいいが…」と、日本ハムファンの前に姿を見せないままの移籍を疑問視。
　「そこがないまま、巨人に行ってしまいますっていうのはファンの皆さんからすると淋しいと思っちゃう人もいるのかなと…」とも語っていた。

「だから、こういう問題が起こって出場停止になるんやったら、まず北海道であんだけ優しい応援してくれてるファンに対して、茶髪を黒く染めてひげ剃って。どこの球団で記者会見してんねやっていう話やもんね」とピシャリ。「北海道でまず記者会見して『申し訳ない、一から出直す』と。そこで巨人から救いの手が来たと。『頑張ってきます』言ったら、北海道の人はみんな拍手で送り出す。『頑張って来い』と」と筋道が違うとして、日本ハム球団の対応を残念がった。