侍J・栗山監督「日本一の投手に、俺、言ってもいいのかな」 メキシコ戦での山本由伸交代時の葛藤明かす「言葉が出なくて」
日本代表「侍ジャパン」を率いて、WBCで日本を3度目の世界一に導いた栗山英樹監督が10日、日本テレビ「しゃべくり007」に登場。WBC後、バラエティー初出演を果たし、WBC中の苦悩を明かした。
死闘となった準決勝メキシコ戦でのエピソードも披露。日本球界のエース、山本由伸に交代を告げる場面では「日本一のピッチャーに、ピッチャー交代。俺、言ってもいいのかな」と葛藤があったことを明かし、「(監督として)偉そうにはしてますよ。でも年俸の一番高い日本のピッチャーに。『由伸、代わるよ』って言葉出なくて。(由伸は)すごいいい子なんですよ。わかりましたって言ってたけど、でも分かりましたの表情がすごく悔しそうで」と当時を振り返った。
翌日、フォローで「由伸、悪かったな」と声をかけると、「勝ってよかったっす!」と返してくれたという。
「やっぱりプライドを守ってあげないといけないし、一緒にずっとやってる選手なら、ファイターズの選手ならバサバサいけるけど、お預かりしている選手なので。プライドを守りながら」と、代表監督ならではの苦労を明かした。
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