WBCイタリア代表 敗戦後に異例の光景 ベンチ前に出て選手たちが次々とハグ 団結力の強さ物語るシーン エスプレッソ軍団がさわやかに散る
「WBC・準決勝、イタリア代表2-4ベネズエラ代表」(16日、マイアミ)
イタリアが逆転負けで決勝進出ならず。ゲームセット後のベンチ前では異例の光景が広がった。
最後の打者が三振に仕留められると、選手たちはベンチで呆然とグラウンドを見つめた。そして立ち上がることができなかった。勝者のベネズエラを祝福し、ベンチに戻ってきた指揮官が励ますように手をたたくも、ただただ呆然とグラウンドを見つめた。
そして試合後、選手たちがベンチ前に出てきて次々と拍手をかわした。1次リーグから5連勝で乗り込んできた準決勝。マイナーの選手も多い中、チームの団結力を示すようなシーンが試合後のグラウンドに広がった。そのさわやかな光景にスタンドのファンからも大きな拍手がわき起こっていた。
試合後、セルベリ監督は「ここで戦えたことを誇りに思っている」と語り、「選手達には『君たちこそがチャンピオンだ』と先程伝えた。彼らがここまでの結果を残すとは誰も予想していませんでしたから、彼らはまさに王者です。信じられない偉業を成し遂げた」と選手達をたたえた。
さらに激闘を繰り広げた相手に対しても「ベネズエラは素晴らしいチームでチャンピオンだと思う」と評した指揮官。会見終了後にはベネズエラのロペス監督とハグし、言葉をかわしていた。
