WBC決勝 ベネズエラが悲願の初優勝!アクーニャ「自分の人生で最も大きな意味」カブレラ打撃コーチは大粒の涙 前回Vの日本、イタリア、米国を次々と撃破
「WBC・決勝、ベネズエラ代表3-2米国代表」(17日、マイアミ)
ベネズエラ代表が米国代表に勝利し、悲願のWBC初優勝となった。
先制したのはベネズエラ。両国無得点の三回1死二、三塁から2番のガルシアが先制犠飛で1点を挙げた。さらに、五回にはアブレイユが2号ソロ。準々決勝の日本戦で逆転3ランを放った男が決勝でも貴重なアーチを描いた。
投げては先発のロドリゲスが四回1/3を1安打無失点。早めの継投策に出ると、八回2死までは無失点で中継ぎ陣も崩れなかった。しかし、オリックスのマチャドが八回2死でウィットにストレートの四球を出すと、ハーパーに同点2ランを食らった。
一気にアメリカペースになったかと思われたが、九回に先頭のアラエスが四球で出塁。代走のサノハが二盗を成功させ、好機を拡大した。ここでE・スアレスが左中間へ勝ち越しの適時二塁打。これが決勝点となった。
最後はパレンシアが空振り三振に仕留めて、グラブを高々と放り投げた。そしてマウンド付近に座り込み、選手達が歓喜の輪を作った。スタンドからは大音量の歓声が降り注ぎ、ローンデポ・パークは興奮のるつぼと化した。
アクーニャは「一度も優勝したことがなかったので、この優勝は大きなもの。自分の人生にとって最も意味がある。それはベネズエラにとっても同じ」と語り、目に涙を浮かべた。現役時代に3冠王を獲得したカブレラ打撃コーチも大粒の涙を流し、勝利の感慨に浸った。
ロペス監督は「これが私にとって最後の『クラシック』になるだろう」と今大会での勇退を示唆している。16日の試合後には「明日、私はきっと涙を流すことになるはずだ。なぜなら、また一つ、私たちが勝利をつかみ取らなければならない戦いが待っているからね」と話していた。有言実行の勝利となった。
ベネズエラはプールDを2位通過。1次リーグではドミニカ共和国に敗れていた。決勝ラウンドに入ると、準々決勝でプールC1位の日本に逆転勝ち。準決勝では無傷の5連勝だったイタリアに逆転勝利し、初の決勝進出を決めていた。
準々決勝後には「すし食った」の大合唱。準決勝後には「ピザ食った」と踊った。最後は米国まで倒し、真のチャンピオンとなった。
