IOCと組織委 東京五輪簡素化52項目リスト合意 大会関係者10~15%減など

 来夏に延期となった東京五輪の進捗状況を確認する大会組織委員会と、国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会の会議が25日、終了し、都内で記者会見が行われた。

 組織委側からは森喜朗会長、武藤敏郎事務総長が出席。IOCからはジョン・コーツ調整委員長、クリストフ・デュビ統括部長がリモートで出席した。

 会見では、今会議で合意した52項目の簡素化についてのリストを公表した。選手を除く大会関係者の10~15%の削減や、関係者へ提供する飲食、サービスの簡素化、輸送サービスなどの見直しで運営コストの削減につなげる。試合会場での華美な演出も控える。

 今後、組織委が費用削減効果を算出し、10月7日のIOC理事会で審議される。コーツ委員長は「簡素化の努力は大会まで続くが、合意内容を高く評価している」と、話した。

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