大関貴景勝が3敗に後退「自分の攻め」できず 14日目は翔猿戦

正代(左)突き落としで敗れた貴景勝=両国国技館(撮影・伊藤笙子)
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 「大相撲秋場所・13日目」(25日、両国国技館)

 大関貴景勝(千賀ノ浦)が優勝争いから1歩後退した。正代(時津風)に突き落とされて3敗目を喫し「自分が負けたってことですね。自分の攻めってものができなかったからだと思います」と冷静に敗因を自己分析した。

 立ち合いで迷いが出た。これまでなら先に手をついて相手を待つスタイルだったが、この日は正代が先に手をついても、しばらく考えてから手をついた。当たってからもまったく押せず、相手の左右のいなしを食らっての完敗だった。

 それでもまだ星ひとつの差でトップを追う。14日目は新入幕で11勝を挙げた翔猿戦が組まれたが「(相手が誰というのは)特にない。一生懸命自分の力を出すように頑張ります。集中していつも通りやります」と言葉に力を込めた。

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