桐生祥秀は「動」、土屋太鳳は「希」半年後の五輪・パラリンピックへ書き初めで思い

 陸上男子100メートル前日本記録保持者の桐生祥秀(25)=日本生命=が23日、女優の土屋太鳳、タレントの渡辺直美らと、半年後に迫った東京五輪・パラリンピックのイベント「ASICS TEAM RED 応援書き初め大会」に出席した。

 桐生は書き初めで五輪シーズンの今季のテーマを「動」と書き、「今は大変な時期。自分の走りで人の心を動かせたら。例え無観客でも映像で伝わる走りがしたい」と、力を込めた。3年ぶりの自己ベスト更新にも意欲を見せ、サニブラウン・ハキームのもつ9秒97の日本記録に照準。「日本記録保持者を奪還したい」と、誓った。

 土屋は大きな筆を使い、力強く「希」と記した。「選手の皆さんの活躍が世界の希望となるように」と、笑顔で話した。

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