全柔連の山下会長、辞任を示唆 パワハラ疑惑は処分せず

 全日本柔道連盟(全柔連)の前事務局長による職員へのパワハラ疑惑について、山下泰裕会長は26日、都内の講道館で記者会見し「私の責任が非常に大きい。職責を果たせなかった」と述べた。山下氏はJOC会長などとの兼務の難しさを挙げ、全柔連会長を辞任する可能性を示唆した。

 山下氏は前事務局長への処分は行っていないと明らかにした。昨年11月にコンプライアンス委員会からパワハラの指摘を受けたが、前事務局長は12月を最後に音信不通となり、今年1月に自己都合を理由に退職したと、経緯を説明した。全柔連の規定では、当事者に弁明の機会を与えなければ職員の処分はできないという。

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