渡部暁が個人NH5位でメダル獲得ならず ノルディック世界選手権

 「ノルディックスキー・世界選手権・複合」(26日、オーベルストドルフ)

 複合男子個人ノーマルヒルが行われ、日本の渡部暁斗(32)=北野建設=は5位に終わり、2017年大会(フィンランド・ラハティ)の個人ラージヒル銀、19年大会(オーストリア・ゼーフェルト)の個人ノーマルヒル銀に続く3大会連続のメダル獲得はならなかった。

 優勝はヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)だった。

 渡部暁は前半飛躍で(ヒルサイズ=HS106メートル)で104メートルを飛び、138・1点で2位につけた。106メートルを飛んで143・1点で首位に立った日本の山本涼太(23)=長野日野自動車=から20秒遅れで後半距離(10キロ)をスタートした。

 渡部暁と、トップから22秒遅れでスタートした前半3位のリーベル、同4位のヨハネス・ラムパルター(オーストリア)の3人がすぐに集団になり、1周目で山本を吸収。2周目で山本を引き離した。

 3周目でさらに5人の集団が追いつき、先頭集団は8人に。渡部暁は7位でラスト4周目に突入し、最後の小さな登りを4位で通過したが、前の3人に追いつくことはできなかった。

 渡部暁は「金メダルを取るつもりでスタートしたが、思った以上に締まった雪でハイペースになってしまった。ついていくので体力を使ってしまい狙っていたところで仕掛けられなかった」と話した。

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