Tリーグ日本生命が逆転で3連覇 早田ひなが涙の雪辱勝利「負けるわけにはいかない」

 「卓球Tリーグ・女子ファイナル、日本生命3-2神奈川」(27日、アリーナ立川立飛)

 日本生命が逆転勝ちで3連覇を決めた。早田ひな(20)が第3試合で木村香純(21)に敗れるなど1-2と後がなくなったが、続く第4試合で東京五輪代表の平野美宇(20)が長崎美柚(18)を下して2-2。1ゲーム先取のビクトリーマッチでは早田が再び木村と対戦し、12-10で振り切って優勝を決めた。

 大一番をものにして優勝を決めた早田は両手で顔を覆い、あふれる涙を抑えた。「最後はエースとして勝利をお届けしたいという強い気持ちだった。3連覇を達成できて良かった」。第2試合で負けた後に同じ相手と優勝を懸けて対戦。10-6のマッチポイントから追いつかれてジュースに持ち込まれる展開だっただけに、「(相手が)もう一踏ん張りしてきて表情が変わっていて、私もここで負けるわけにはいかないと。得意のフォアハンドドライブで(10-10から)2点決めることができて良かった」と名誉挽回の殊勲星に安どの様子だった。

 2季ぶり2度目のMVPも獲得した“優勝請負人”の活躍に、村上恭和総監督は「早田が(第3試合で敗れて)自分で物語をつくって、5番(ビクトリーマッチ)に回した。早田ひな物語でしたね」とねぎらった。

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