バドミントン五輪金で報奨金1000万円 銭谷専務理事「赤字覚悟。そこは出します」

 日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事は13日、理事会後に都内で報道陣の取材に応じ、東京五輪の報奨金について言及した。日本協会は金メダルで1000万円、銀メダルで500万円、銅メダルで300万円の報奨金を設定しており、銭谷専務理事は「変わらず出します」と言い切った。

 五輪本番では、男子シングルスで世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)、女子ダブルスで同1位の福島由紀、広田彩花(丸杉Bluvic)組など、多数の選手の活躍が期待される。銭谷専務理事も「メダル目標は5種目全部。金メダルはできれば3つぐらい取ってほしい」と目標を掲げる。一方、新型コロナ禍で協会の収入が減ったこともあり、「工面しないと」と苦笑い。それでも「赤字覚悟。そこは出します」ときっぱり宣言した。

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