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掛け投げ得意の天空海 豊昇龍の一本背負いに「あれはやばい」自身は勝ち越し

 「大相撲秋場所・10日目」(21日、両国国技館)

 西十両筆頭の天空海(30)=立浪=が武将山(藤島)を寄り切って8勝目(2敗)を挙げ、勝ち越しを決め、返り入幕へ前進した。

 3度目の立ち合い、押されながらも右をのぞかせ、おっつけて一気に出た。今場所は初日、掛け投げをさく裂させると、計4回も同技で勝利。柔道の内股のような豪快投げでの「イッポン!!」がすっかり天空海の代名詞として定着した。

 この日は相手に掛け投げを意識させながら“正攻法”。「相撲で勝った。右を差して投げようと思ったけど我慢して徹底して寄れた。相手も左が入った時に身構えたと思うけど冷静に寄った」と、納得顔で振り返った。

 柔道出身で以前も掛け投げを使ったが、「捨て身の投げ」の位置づけだった。今場所は「それも武器」と考え、封印を解いた。

 「長年やっているからここで足を掛けて上げれば乗ってくると分かって来た。気持ちいいですよね。足は短いんですけど…」と、口も滑らかだ。

 前日は弟弟子の幕内豊昇龍(22)が、若隆景(荒汐)を相手に一本背負いを決めた。“ミスター掛け投げ”天空海も「柔道じゃない。あれはやばい。網打ちから払い腰。部屋ではやらないですよ。僕も投げはやらないし。だから、豊昇龍は運動神経がやばい」と度肝を抜かれた。

 優勝争いでは阿炎(錣山)、錦富士(伊勢ケ浜)と3人がトップ8勝で並ぶ。「優勝とかじゃなく、早く幕内に戻る。星を重ねられるように」と、弟弟子の新関脇明生、豊昇龍にまずは追い付きたい。

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