妙義龍が合同稽古合流「いい稽古できた」先場所はV争い 来場所も「一生懸命やるだけ」

 明生(手前)の押しをしのぐ妙義龍(代表撮影)
 高安(左)と組み合う妙義龍(代表撮影)
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 大相撲九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に向けた合同稽古3日目が27日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、先場所、優勝争いを演じた幕内妙義龍(35)=境川=が合流した。関取衆の申し合いでは関脇明生(立浪)、小結高安(田子ノ浦)らと精力的に11番。立ち合いから速攻劇など、持ち味を発揮した。

 「相手が三役の人も来て実力がある人ばかり集まったので、番数どうのこうのじゃなくて内容でいい稽古ができたと思います。自分の調子を確かめるためにっていう感じでした」と手応えも上々。

 合同稽古は先場所前に初参加し、2場所連続。「今は総見も連合稽古もないので、こうやってみんなで集まる稽古はいいことだと思うので、そういう意味ではいい稽古場。雰囲気もいいし、やっぱり出稽古に来てやるという意欲がみんなあるんじゃないですかね」と、今場所も同じ調整で本場所を見据える。

 部屋では、十両佐田の海、新十両平戸海らと稽古を重ねてきた。「9月場所が終わってから体作りは始まってますから。11月に向けてやっていくだけです。特に何も変わらず」と、うなずいた。

 先場所は優勝した横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)に最後まで食らい付き場所を盛り上げた。「別に自分はそんなになかったですね。リモートの取材で記者の人に言われるから意識してなくても返事してもうたりとかはあったですけど。先場所が終わって自分の相撲を技能賞で評価してもらえたので特に大きなところは変えずにこのままやっていきます。応援してくれる方がいっぱいいるので、僕は土俵の上でしか恩返しできないので、一生懸命やるだけです」。10月22日に35歳になったが、まだまだ土俵で暴れる。

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