大相撲九州場所(11月14日初日・福岡国際センター)に向けた合同稽古第3日は27日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、関脇明生や秋場所で優勝争いに加わったベテランの平幕妙義龍らが新たに参加し、活気ある申し合いを繰り広げた。
新三役から2場所連続で勝ち越している明生は22番取って15勝。「それなりに動けたんじゃないかなと思う。一番一番の集中とかを感じながら稽古できた」と話した。ぶつかり稽古では高安の胸を借り、力を振り絞った。
22日に35歳になった妙義龍は「先場所は技能賞で評価してもらえたので、変えずにこのままやっていく」と気負う様子はなかった。