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金メダルの入江聖奈が五輪後初試合で圧勝 全日本タイトル「何が何でも取りたい」

 RSC勝利を挙げ、対戦相手の美坂(右)と笑顔で握手を交わす入江聖奈(撮影・高石航平)
 RSC勝利を挙げた入江聖奈(撮影・高石航平)
 美坂(左)に右ストレートを放つ入江聖奈(撮影・高石航平)
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 「ボクシング・全日本選手権」(27日、墨田区総合体育館)

 東京五輪の女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈(21)=日体大=が、今大会初戦の女子フェザー級準決勝で、美坂穂香(青森大)から2度のダウンを奪って2回1分54秒RSC勝ち。五輪後初の試合では、1回に左カウンターでダウンを奪い、2回は課題のボディー攻撃で圧倒。右ストレートで再度スタンディングダウンを奪い、攻勢のまま強烈なワンツーが決まったところでレフェリーが試合を止めた。

 トレードマークの笑顔で入場したが、意外にも「おとといの夜くらいからすごいドキドキしていて、昨日の夜は羊を96匹まで数えて何とか寝られた。勝ててよかった」とホッとした表情。試合前に課題に掲げていたボディー攻撃を有効に使えたことに「2回から意識したらコンビネーションが効果的に決まるようになった。(ボディーを打つと)カウンターをもらいそうで怖いと思ったが、意外ともらわないのかなと思いました」と新境地を開いた様子。「勝ったので100点満点です」と自己採点した。

 金メダリストとしての重圧は「たぶん自分が自意識過剰になっているだけかも。大してみんな見ていないと思うので、いつもどおり決勝戦に行きたい」と自然体を貫く。28日の決勝では、高校3年生だった18年以来2大会ぶりの優勝を目指す。「ちょっとかっこよく言ったら(全日本は)世界に羽ばたくためのスタート地点。ここを取らないと国際大会にも派遣してもらえないので、何が何でも取りたい」と原点回帰を口にした。「またスタート地点に戻っているので謙虚に頑張りたいです」。日本女子ボクシング界初の金メダリストが、あくまで自分らしく新たなスタートを切った。

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