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高梨沙羅 開幕戦6位 ライバルが解説者も口あんぐりの“異次元”圧勝 北京へ難敵

 「ノルディックスキージャンプ・女子W杯」(26日、ニジニタギル)

 北京五輪シーズンのW杯開幕戦が行われ、平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(25)=クラレ=は1本目93メートル、2本目が87メートル50を飛び、合計203・6点で6位となった。マリタ・クラマー(オーストリア)が1本目で高梨の持っていたヒル・レコードを更新する104・5メートルを飛び、合計253・5点で今季初勝利。2位のクリネツ(スロベニア)とは41・7点差で、距離換算にして20メートル以上の大差での圧勝だった。

 目まぐるしく風が変化する難しい条件の中、高梨は1本目でK点を超える93メートルを飛び、3位につけた。通算110回目の表彰台を射程にとらえていたが、2回目は距離を伸ばしきれず、87・5メートル。6位に終わった。

 ただ、際だったのはクラマーの強さだった。1本目で高梨のもっていたヒル・レコードの102メートルを上回る104・5メートル。NHKBS1で解説を務めた元全日本ナショナルチームコーチの竹内元康氏が「開いた口がふさがらなかった。違う惑星からきた選手というようなジャンプ」と、舌を巻くほどの圧巻のジャンプ。多くの選手が飛距離を大きく落とす中、2回目も96メートルを飛ぶ、異次元の強さだった。優勝インタビューで、クラマーは「1回目はすごくよかった。クレイジーだなと思った。優勝できてうれしい。自信がついた」と、満足げな表情を浮かべた。

 昨季は欠場した試合などもありW杯総合3位だったが、13戦7勝だったクラマー。開幕戦でみせた強さは、北京五輪シーズンの今季さらなる飛躍を感じさせた。

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