米国の北京五輪外交的ボイコット IOCは「尊重」と声明 選手団派遣を「歓迎」

 国際オリンピック委員会(IOC)は7日、アメリカ政府が中国による人権問題を理由に来年2月からの北京五輪・パラリンピックに外交団を派遣しない外交的ボイコットを行うことを発表したことを受けて、声明を発表した。「各政府にとって純粋な政治的決定であり、IOCはその政治的中立性を完全に尊重しています」とし、反発はしなかった。

 米国政府は選手団の派遣は予定通り行うとしており、IOCは「この発表は五輪と選手の参加が政治を超えていることも明らかで、これを歓迎します」と、支持した。

 中国の新疆ウイグル自治区での人権問題は、多くの国が問題視しており、今回の米国の判断により、複数の国が追随する可能性がある。

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