五輪で奮闘誓うウクライナ勢 戦禍に苦しむ祖国の光に

 東京五輪のレスリング男子グレコローマン87キロ級で優勝したジャン・ベレニュク=2021年8月、幕張メッセ
 女子走り高跳びで2メートル10の世界新記録をマークし、喜ぶヤロスラワ・マフチフ=7日、パリ(ゲッティ=共同)
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 ウクライナはロシアによる2022年2月の侵攻以降、470人以上の選手、コーチが死亡し、多くのスポーツ施設が破壊された。逆境を乗り越えて出場にこぎつけた選手は過去最小規模の140人ほど。戦禍に苦しむ祖国の光となるべく、奮闘を誓う。

 陸上女子走り高跳びのヤロスラワ・マフチフは、金メダル候補に挙げられる。欧州を転々としながら練習に打ち込み、今月上旬、パリで2メートル10をマークして世界記録を37年ぶりに塗り替えた。

 3年前に19歳で挑んだ東京五輪は銅メダル。勢いに乗る実力者は「自分のためだけでなく、国のためにも優勝したい」と責任感をにじませた。

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