青学大・原監督 妻・美穂さん胴上げの舞台裏を明かす「いろいろな批判は出てくるかと思ったが」
箱根駅伝で連覇を達成した青学大・原晋監督が6日、TBS系「ひるおび」に出演。レースの舞台裏を明かした。
レース後、原監督に続いて妻・美穂さんを初めて胴上げ。原監督が歓喜の輪に引っ張る形で、3度宙を舞った。原監督は「優勝チームのみ、約20人があのエリアで待てる。一度も妻、美穂をあのエリアに入れたことはなかった」という。
続けて、「影で頑張っている人間を、これは夫婦関係なく、表舞台で称賛するというのは、そういう社会を作りたいなと。いろいろな批判は出てくるかとおもったが、おかげさまで頑張っている人には温かい声援をしてくれましたよね」と笑顔。寮母としてチームを支える美穂さんに感謝し、「21年間の寮生活を二人三脚で作り上げた、学生の母的な存在。奥さん、奥さんってみんなが慕ってくれてますんでね、本当にありがたい存在ですよね」とうなずいた。
レース後、美穂さんは胴上げされた心境について「すごく高かった。空がきれいでした」と笑み。「単純にうれしいです。もうそろそろ、私も監督もしゃべってるんですけど、終わりを迎える、後任にゆずらなきゃいけない時期に来てまして。本当に油断ができない戦国駅伝。勝つという重みがすごい」と振り返った。