坂本花織 ＧＰ２戦目・ＮＨＫ杯へ引き締め「本当にミスが許されない」
７日に開幕するフィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第４戦・ＮＨＫ杯の前日練習が６日、会場の東和薬品ラクタブドームで行われた。２２年北京五輪銅メダルの坂本花織（シスメックス）は、曲かけでフリー「愛の賛歌」を滑ったが、ステップで転倒すると、その後のジャンプも転倒するなど課題が残った。
「曲がかかっていなかったら動きは良かった。そこがプログラムにはまればいけるかな」と振り返ったが、「１個ミスをすると結構崩れる傾向にある。今回のＮＨＫ杯は本当にミスが許されない」とも語り、気を引き締めた。
７日にショートプログラム、８日にフリー。ミラノ・コルティナ五輪へ、まずはＧＰファイナル（１２月、名古屋）出場を目指す。初戦のフランス大会は２位。優勝ならファイナル進出が決まる。「しっかりやれば結果もついてくる。気持ち的には１個もミスが許されない状態なので、しっかり踏ん張りたい」と力を込めた。
