世界王者「りくりゅう」が堂々SP首位発進 2位とはわずか0・1点差も思い出の地名古屋で3年ぶりVへ好スタート GPファイナル
「フィギュアスケート・GPファイナル」(4日、IGアリーナ)
ペアのショートプログラム(SP)が行われ、3年ぶりの優勝を狙う世界王者の「りくりゅう」こと三浦璃来(23)、木原龍一(33)組=木下グループ=が77・32点で首位発進を決めた。2位のイタリアペアとはわずか0・1点差でフリーを迎えることになった。
ミラノ五輪前哨戦で好発進を決めた。SP最終滑走で登場した「りくりゅう」。SP「Paint It Black」に乗り、冒頭のトリプルツイストリフトを圧巻の高さで決めると、その後の3回転トーループでは軽度の回転不足がついたが、リフト、スロートリプルフリップもしっかりとまとめきり、スピン、ステップやデススパイラルもレベル4を並べた。演技を終えると、三浦は笑顔。木原も納得の表情でうなずいた。
名古屋は木原の地元で、2人がトライアウトを行った思い出の土地でもある。縁のある地で上々のスタートを切った。





