阿部詩 兄・一二三と出番別日も「特に何も思わない」 GS東京大会Vで世界選手権内定へ「最後は投げ切る柔道をしたい」

 汗を流す阿部詩
 取材に応じる阿部詩
 柔道のGS東京大会に向け練習する阿部詩
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 柔道のグランドスラム東京大会(6日開幕、東京体育館)に臨む女子52キロ級の阿部詩(25)=パーク24=が4日、都内で取材に応じた。自身の階級は6日で、兄・一二三が出場する男子66キロ級は7日に実施。2021年東京五輪金メダルなど、これまで多くの快挙を同日に成し遂げてきた“きょうだい”だが、今回は珍しく出番が別日となる。詩は「特に何も思わない」と笑い飛ばしつつ、「調整は順調。攻める展開を作って、最後は投げ切る柔道をしたい」と、23年大会以来5度目の優勝へ意気込みを語った。

 今大会で優勝なら、26年10月の世界選手権(バクー)の派遣が決定する。同年からスタートする28年ロサンゼルス五輪のポイントレースを有利に進めていくためにも、早期内定で準備期間を多く取ることが理想だ。「心に余裕を持ちながらできることはプラス。強くなるためにも勝ち切りたい」。

 連覇を逃して涙に暮れたパリ五輪から復帰した今年は、3大会に出場して全勝中。リベンジのかかる3年後の夢舞台に向けて、無敗で締めくくる。

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