パリ五輪柔道女子４８キロ級金メダリストの角田夏実が１８日、ＴＢＳ系で放送された「ニンゲン観察バラエティ　モニタリング」に出演。木更津総合女子柔道部と対戦したが、解説を務めたウルフ・アロンに視聴者の注目が集まった。

　マスク＆変装メイクを施した角田を「すべてを兼ね備えた素人選手」と評したウルフ。白帯の柔道家に扮した角田は余力を残して２人抜き。３人目に必殺技の巴投げを繰り出し、腕ひしぎ十字固めで鮮やかな一本勝ちを決めると、高校生たちが「角田夏実じゃね？」と気づいた。

　ウルフも「角田さんの巴投げは分かっててもかかる必殺技でトップ３に入る。僕はNo.１だと思います」と解説。副将戦も巴投げで技ありを奪ったが、寝技を耐えられてついにマスクを外した。

　これにウルフは「漫画とかで悟空が重りを外すじゃないですか。あれと同じ」と解説。角田は副将戦も突破し、いよいよ大将戦へ。「もう一応、角田選手って分かったらちょっと会話の内容変わるかなと思ったらスゲー高校生の会話」と爆笑。試合では「かなり本気ですよ。ヤバいですよ。もう僕が解説できる域を超えている」と語り、激しい攻防を「仲良くなれそうな２人」と表現した。

　角田が技ありのポイントを奪うと、最後は不利な体勢から巴投げを決めて合わせ技一本。これにはウルフも「技術もそうだけど。根性も見えた試合。てか巴投げ使いすぎでしょ」と苦笑い。茂原北陵の生徒達に「あきらめないで」と訴えた角田。ネタばらしがされると、木更津総合の選手たちも満面の笑みだ。

　ネットでは「ウルフの解説が草ｗｗｗ」「ウルフさんが一番おもろい」「一般人にわかりやすく解説しながら笑いも交えるウルフアロンすごいな」「柔道界ナンバーワンの神解説」「プロレスやってる場合じゃねーだろ」「全試合解説して欲しいｗ」「柔道好きになるレベル」「五輪で解説してほしい」と大絶賛で沸き返っていた。