【高校駅伝】長野東が完全Vで連覇達成!1区から一度もトップ譲らず 3区のエース・真柴が驚異的な区間新記録 雨の都大路で高速レース制す
「全国高校駅伝」(21日、たけびしスタジアム京都発着、女子=5区間)
長野東が1区から一度もトップを譲らず2年連続3度目の優勝を飾った。1996年に埼玉栄が作った大会記録にはわずかに及ばなかったが、1時間6分30秒でゴールテープを切った。
1区から先頭を譲らなかった長野東。留学生が起用できる3区では真柴が9分6秒と驚異的な区間新記録をマークし、大阪薫英女学院などを突き放した。真柴は昨年の1区でも区間賞の快走でチームの優勝に貢献しており、2年連覇の立役者となった。
チームは4区もトップでタスキを渡し、2位に32秒差をつけてアンカーへ。大阪薫英女学院に詰められるも冷静なレース運びでリードを守り切った。
大会記録にはわずか4秒及ばなかったが、今井がトップでゴールテープを切ると爽やかな笑みを浮かべていた。横打監督は「優勝を目指して1年間取り組んできた選手達の成長のすごさ、支えてくれた皆さんに本当に感謝したい」と語った。
真柴については「留学生と戦わせたいという思いで向かわせましたが、本当にすごい。驚きの一言です」とコメントし、「私自身が生徒達についていかないといけない。そういう力だなと思います」とチームを評していた。
今井は「優勝を目標に全員で取り組んできた。仲間や地域の方、保護者の方に支えてもらった。優勝のテープを切ったときはその思いがつながった。どんな順位できても1位でゴールテープを切る。4区までトップでつないできてくれたので、笑顔でテープを切ろうと思いました」と力を込めた。





