五輪選考外の17歳、島田麻央が4年後の誓い「4年後は坂本選手みたいに」2年連続2位、4回転転倒も後半完璧ジャンプで挽回 30年五輪へ「この(次の)4年間を大事に頑張りたい」
「フィギュアスケート・全日本選手権」(21日、国立代々木競技場)
26年ミラノ・コルティナ五輪の最終選考会の女子フリーが行われ、年齢制限のため五輪選考外の島田麻央(17)=木下グループ=がフリー148・75点、合計228・08点をマークし、2年連続2位に終わった。
ジュニアで敵なしの17歳だったが、日本一にはあと一歩届かなかった。フリー「ミラクル」にのって、冒頭のトリプルアクセルを成功させると、続く4回転トーループでは転倒。それでも続く3回転ルッツ-3回転トーループを決めた。その後も3回転サルコー-3回転トーループ、後半のジャンプも次々と成功させて、得点を重ねた。
演技を終えた島田は「自分は五輪にかかってないけど、かかっているぐらい緊張した。けどその中でアクセルが降りられてよかった」と振り返り、「この(次の)4年間を大事に頑張りたい。4年後はこの全日本までにしっかり国際大会で勝ち続けて、そしてこの舞台で、こうやって坂本選手みたいに優勝して五輪を決めたいなって思いました」と2030年の五輪を見据えた。





