元大関若嶋津死去 69歳 「南海の黒豹」異名の人気力士 幕内優勝2回

 大相撲の元大関若嶋津で先代二所ノ関の荒磯親方=本名・日高六男=が15日、死去した。69歳だった。妻は同じ鹿児島県出身で元アイドル歌手の高田みづえで長女・アイリもタレント。「南海の黒豹(くろひょう)」と呼ばれた人気力士で幕内優勝2回。

 2017年10月、千葉県船橋市の路上で倒れ頭部を負傷。緊急搬送され、頭部を手術し、意識不明の重体となった。生命の危機は脱出し、長いリハビリの末、回復。2021年12月、二所ノ関部屋の師匠を退任し、放駒部屋付き親方として日本相撲協会に残った。

 1975年春場所、二子山部屋から初土俵を踏んだ。同期に大関霧島(陸奥親方)、大寿山(花籠親方)らがおり、現役時から親交が深かった。

 細身で軽量ながら左下手を取れば力を発揮。寄り、投げは強く、十両を5場所で通過し、1981年初場所で新入幕を果たした。金星は北の湖から2つ。敢闘賞を2回、技能賞を3回獲得した。

 1982年春場所、新三役の関脇に昇進し5場所で三役突破。同九州場所後、大関昇進を決めた。1984年には15戦全勝で2度目の賜杯を手にしたが横綱には届かなかった。

 1987年名古屋場所で引退。年寄松ケ根を襲名。1990年に独立。2014年に一問の総帥として二所ノ関を襲名し、部屋も名称を変更した。

 2014年から協会理事に就任し、2016年から審判部長を務めた。師匠として幕内松鳳山、一山本、島津海ら関取を育てた。

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