女子バレー 48年ぶり金メダル逃す 中国にストレート負けの完敗 第3セットは序盤リードも逆転許す 2大会連続銀メダル

 「アジア大会・バレーボール女子、日本0-3中国」(22日、小牧市スポーツ公園総合体育館)

 決勝が行われた。日本は、この試合までの通算成績48勝162敗の強敵・中国に0-3のストレート負けで、2大会連続の銀メダル。48年ぶりの金メダルを逃した。

 第1セットは、今大会絶好調の秋本美空の右腕がさく裂し接戦に持ち込んだ。追う展開の中、13-13と追いついたが、3連続失点して突き放された。その後も必死に食らい付いたが、19-25でセットを落とした。

 第2セットは、2-1から4連続失点で一気に差をつけられた。その後も一度もリードを奪うことができず、点差は最大7点に。16-22からは佐藤淑乃の連続得点を含む4連続得点と粘ったが、20-25で敗れ、崖っぷちに立たされた。

 第3セットは序盤にリードを奪ったが、19-19で同点とされて競り負けた。

 8月のアジア選手権では、優勝したチームに与えられる五輪切符を狙い戦ったが、タイに1-3で敗れ出場権を逃した。和田由紀子は「押された場面で負けてしまう自分たちの弱さ、自分たちの精度で負けてしまった」と悔し涙を流していたが、くじけることなく、アジア大会に向け再び立ち上がった。

 今大会はアウトサイドヒッターが本職の秋本がミドルブロッカーとして起用。決勝までの4試合でチーム最多56得点を決める活躍でチームをけん引した。ダブルエースとされる和田、佐藤淑乃も得点の軸となり奮闘した。

 準決勝の韓国戦はストレート勝利。和田は試合後、「しっかり勢いを出して、大事な一戦をチーム全体で取れて良かった。オフェンスでチームを勝たせるというところで、自分自身の役割を、チーム全員が明確になっていて良かった」と語り、中国との決勝戦に向けては「すごくしんどい試合になると思うが、それでもこの決勝戦を楽しんで最後の最後まで全員で一つになって、この短い期間やってきたことを出し切れるように頑張りたい」と意気込んでいた。

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