50歳から筋トレ開始 わずか3年で築いた圧巻プロポーションで場内魅了
兵庫県ボディビル・フィットネス大会が1日、神戸ハーバーホールで開催され、フィットモデル選手権で「MAX GYM」所属の松野千晶選手(53)が三度目の正直で優勝を果たした。「ティアラがいただけてホッとしました」と達成感をにじませた。
スラリと伸びた美脚、きゅっと引き締まったウエストで織りなす圧巻のプロポーションで頂点をつかんだ。一昨年は4位、昨年は2位に終わった中でリベンジを果たした。
50歳からトレーニングを始め、ジム通いもまだ3年。普段は仕事、主婦業をこなした後に午後9時からトレーニングを始めるという。「筋トレでその日をリセットする」とほぼ毎日通い、自身の肉体と向き合ってきた。
「身長の高いところとお尻が大きいのがコンプレックスだった」と振り返るが、競技においては最大の強みとなった。50歳の節目に新たなチャレンジを試み、見つけた輝ける場所。さらなる高みを目指し続ける。(デイリースポーツ・北村孝紀)
女子部門でのメダル受賞者は以下の通り。
【ビギナーズフィットネスオープン】
1位・永島理香
2位・麻原奏美
3位・長田智子
【ビギナーズ女子フィジークオープン】
1位・今西綾子(ゴールドジム十三大阪)
2位・柏原陽子(ゴールドジム十三大阪)
3位・工藤晶子(ゴールドジムサウス東京)
【フィットモデル選手権】
1位・松野千晶(MAX GYM)
2位・上田敏子(MAX GYM)
3位・尾上千秋(個人登録)
