過去には「矢野・兵藤」の矢野も参加!尼崎ボディビル大会が節目の50回大会迎える

 尼崎ボディビル・フィットネス大会が10日、尼崎ベイコム総合体育館で行われ、節目の50回大会を迎えた。ジムで体を鍛える人々のモチベーションとなるように作られた同大会。北村弘行理事長(71)は「尼崎にお世話になっている。恩返しのつもりで続けていく」と話した。

 尼崎市役所の職員と森山年章会長が連携をとって発足。阪神淡路大震災や新型コロナウイルス流行の影響で中止となる年もありながらも、半世紀以上にわたって開かれ続けてきた。過去にはお笑いコンビ「矢野・兵藤」の矢野勝也もボディビルに参加したこともあり、北村理事長は「しっかり引き締めて気合が入っていた」と懐古する。今年は2024年M-1グランプリで3回戦に進出した「アルミカン」のマッチョ赤坂がゲストポーズで出演し、会場を盛り上げた。

 フィジークで優勝した藤原悠揮選手(30)は「記念すべき50回大会で絶対優勝すると決めていた。有言実行できてよかった」と歴史ある大会の節目で手にした栄冠に歓喜。ボディビルで優勝した田口亮介選手(46)はボディビル初挑戦で頂点をつかみ「身体はまだまだ成長すると感じている。来年以降も常にインプルーブさせて大きな大会にも挑戦したい」とさらなる高みを見据えた。

 全国大会出場選手も輩出されるなどステージデビューの登竜門として存在感を放ち続けている同大会。伝統をつなぎ、尼崎から新たな“筋肉戦士”を生み出していく。

(デイリースポーツ・北村孝紀)

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