グラチャン2連覇達成!“無敗の女王”佐々木絢美選手の休息法

 ボディフィットネスで活躍する佐々木選手(提供写真)
 佐々木絢美選手の休息グッズ
 ボディフィットネスで活躍する佐々木選手(提供写真)
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 JBBFボディフィットネスの絶対王者として君臨し、12日のグランドチャンピオンシップスで連覇を達成した佐々木絢美選手(38)は自営業でサロンを営む傍らで日々のトレーニングに打ち込む。限られた時間で肉体を進化させていくことが勝利の鍵を握る中、“無敗の女王”の休息法に迫った。

 ボディフィットネスとは筋肉美とスポーティーな振る舞いで評価される競技。勝つためには筋肉量が求められ、ハードなトレーニングが必要不可欠となる。佐々木選手は自営業でパーソナルとサロンを経営し、多忙な日常とトレーニングを両立。競技者として結果を求めることに注力し続けている。

 起床時間は朝6時。朝食を食べて9時ごろから業務を開始する。トレーニングは仕事終わりの午後8時ごろからスタート。仕事の疲労も残る中、競技者としての価値を高めるべく約2時間の筋トレに打ち込む。「12時くらいには寝たいのですが、わりと1時くらいになってしまうこともあります」。起床時間から逆算すると睡眠時間は多くて6時間程度であり、いかに多忙な毎日を送っているかがうかがえる。

 筋肥大を促すために休息は必須。疲労感を残さずにトレーニングをするためにも佐々木選手はあらゆるアイテムを駆使してリカバリーをはかる。必需品なのは疲労感を軽減する機能を持つサプリ「ミカレアのパラミロン」。「起床時や日中の疲労感が今までと違い、軽減されている。いい感じです」と体感を明かした。同サプリを毎日摂取することに加え、マッサージガンでの筋肉のケアを毎日短時間でも行うようにし、日々の疲労感を取り除く。

 週2、3度は入浴剤を入れて湯船に浸かることを心がけ、就寝前は携帯の画面を見ないなど睡眠の質を上げる取り組みを徹底。十分な睡眠時間の確保が難しいからこそ、あらゆる手を尽くして回復に努めている。

 学生時代は器械体操に打ち込み、28歳でスポーツジムに入社したことがきっかけで筋トレを開始。始めはダイエット目的で軽い運動からスタートしたが、周囲に大会に出ている人がいたことにより自らも競技者としての道を歩み始めた。本格的なトレーニングを始めたのは5年前でベストボディジャパン出場などを経てJBBFに転向。2024、25年は国内の出場大会全てで優勝し、無敗の女王の地位を築いた。

 今季の目標は初の世界選手権優勝。「世界でどれだけ通用するか、選考に入って選んでいただけるように。ナチュラルの日本人でもここまで体を作れるというのを表現したい」。仕事とトレーニングを両立しながら挑む大舞台。日々の努力で積み上げたその肉体で、世界で勝てることを証明してみせる。

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