地元広島で歓喜!べテラン沖野が中四国オープン初優勝「これからの励みになる」
「男子ゴルフ・中四国オープン・最終日」(28日、鷹の巣GC=パー72)
首位タイから出た沖野克文(44)=舟入ゴルフガーデン=が1イーグル、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で回り、通算15アンダーで大会初優勝を飾った。優勝賞金は220万円。2打差の2位はアマチュアの岡田晃平(18)=東北福祉大=だった。
沖野は4番パー4でダブルボギーが先行したが、5番から4連続バーディー。10、11番でもバーディーを奪うと、12番パー5では2オンに成功。8メートルのイーグルパットを沈め、後続を突き放した。
「ずっと調子が悪くて、今大会も3日間通して一発もいいショットがなかった。優勝できたのは、大会前にマレットからピンタイプに替えたパターのおかげ。どんなゴルフであれ優勝できたのはこれからの励みになる」と、地元・広島での栄冠に笑みがこぼれた。10月の日本オープンの出場権も獲得し、「しっかり練習して臨みたい」と気持ちを新たにしていた。