石川遼 初日3オーバー74「非常に悔しさの残るラウンド」
「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ・第1日」(15日、東建多度CC名古屋=パー71)
国内男子ツアーの今年初戦が開幕した。石川遼は3バーディー、6ボギーの3オーバー74と大きく出遅れた。「あまりいいゴルフができず、すごく残念ですけど、始まったばかりなので焦らずやっていきたい」と気持ちを切り替えた。
前半インは3バーディー、2ボギー。10番パー4はティーショットを大きく左に曲げたが、第2打をピン手前1・5メートルにつけてバーディー発進を決めた。12番パー5は第2打を左の池に入れてボギー。14番、17番でバーディーを奪ったが、18番でボギーをたたいた。
後半アウトは2番から4番の3連続を含む4ボギーとスコアを崩した。「非常に悔しさの残るラウンドでしたが、最後の一打まで明日もあきらめずにやりたい」と第2ラウンドでの巻き返しを誓った。
昨年から取り組むスイング改造は道半ばだ。「自分の理想像に向けてやりたいことは山積みなので、周りを見ている余裕はないというのが現状。冷静にかつ、強い気持ちをもって取り組んでいきたい」と前を向いた。
同組のルーキー金谷拓実は5バーディー、1ボギーの4アンダー67と好発進。現在は木下稜介が6バーディー、ノーボギーの6アンダー65をマークし、単独首位に立っている。