安田祐香 姉妹タッグで20位通過「一緒に戦えて良かった」女子ゴルフQTファイナル

キャディーの姉・美祐さん(後方)と二人三脚で20位通過した安田祐香(撮影・堀内翔)
18番 ラインを見る安田祐香。後方はキャディーを務める姉の美祐さん(撮影・堀内翔)
1番ティーショットを放つ安田祐香(撮影・堀内翔)
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 「女子ゴルフ・QTファイナルステージ・最終日」(3日、葛城GC宇刈C=パー72)

 ミレニアム世代の安田祐香(20)=NEC=が42位から出て5バーディー、2ボギーの69で回り、通算イーブンパーで20位に入り、上位30人程度と見込まれる来季前半戦の出場権を確保した。

 5番でボギーが先行したが、9番からの3連続バーディーで流れに乗った。当初はハウスキャディーを予定していたが、1週間前に三つ上の姉・美祐さんにキャディーを依頼。「緊張感もほぐれたし、一緒にラインとかも読んで戦えたので良かった」と美人姉妹タッグで来季の仕事場が懸かった大一番を乗り切った。

 今年2月に長男を出産した横峯さくらも21位で通過。14年以来となる国内ツアー復帰を決め、「早く優勝できるようにしたい。息子にカッコいいママの姿を見てもらえるように頑張りたい」と抱負を語った。

 一方でツアー通算13勝の成田美寿々は54位となり、出場可能な試合がかなり限られることになった。「言い訳はない。ルーキーになったつもりで一からやり直したい。新生・成田美寿々をつくりあげていきたい」と前向きに話した。

 下川めぐみが通算9アンダーでトップ通過。福田真未は8位、新垣比菜は19位、葭葉ルミは25位、藤本麻子も28位で来季前半戦の出場権を得た。11月の21年度プロテストでトップ合格した尾関彩美悠は58位、6月の20年度プロテストで同時合格を果たした岩井ツインズは姉・明愛が70位、妹・千怜も90位と振るわなかった。

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