アマ中島啓太が通算9アンダー5位で予選通過「成長を感じるラウンド」

 「米男子ゴルフ・ソニー・オープン・第1日」(13日、ワイアラエCC=パー70)

 アマチュアの中島啓太(21)=日体大=が7バーディー、1ボギーの64と伸ばし、65の松山英樹(29)=LEXUS=とともに通算9アンダー、131で5位に浮上した。トップとは6打差。63をマークしたラッセル・ヘンリー(米国)が通算15アンダーで首位に立ち、3打差の2位に李昊桐(中国)がつけた。64と巻き返した小平智は通算5アンダーの48位。金谷拓実は3アンダーで予選通過に2打届かず、星野陸也はイーブンパー、石過功一郎は3オーバーで予選落ちした。

 並み居るプロたちの中でも、落ち着いたプレーで堂々と伸ばした。21歳のアマチュア、中島は40位から5位に急浮上し「成長を感じるラウンドだった」と胸を張った。

 出だしの10番で2・5メートルのチャンスを逃すなど序盤はバーディーが決まらず、14番でボギーが先行した。しかし「そこで引きずらなかったのは成長しているところ」と自己分析したように、たくましく巻き返した。

 パー3の17番で3・5メートルを沈め、18番(パー5)では2オン。連続バーディーを奪って勢いに乗った。後半はショットがさえて3番、4番と2メートル、5番(パー4)は残り約110ヤードをウエッジで1メートルにつけて3連続バーディー。上がり2ホールも伸ばすと、歓声に丁寧に頭を下げて応えた。

 昨年に日本ツアー制覇を果たした逸材。この日は金曜日にアロハシャツなどを着るハワイの慣習「アロハフライデー」を意識し、前日に購入したパイナップル柄のポロシャツでプレーした。「こういう文化も楽しんでいる」と笑顔。上位で迎える決勝ラウンドへ「日本からたくさん応援をもらっている。あと2日間やり切りたい」と前を向いた。

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