勝みなみ メジャー自己最高9位「成長した」次戦の国内大会開幕に向け「まだまだ伸びしろしかない」

 「米女子ゴルフ・シェブロン選手権・最終日」(21日、カールトンウッズ・クラブ=パー72)

 第3R途中から再開され、勝みなみ(25)=明治安田=が同Rを70、最終Rを74で回り、通算5アンダーで日本勢トップの9位に入った。畑岡奈紗は通算3アンダーで13位、山下美夢有は2アンダーで17位だった。笹生優花と岩井明愛はイーブンパーで30位、稲見萌寧は2オーバーで46位。古江彩佳と渋野日向子は3オーバーで50位で、西村優菜は8オーバーの67位だった。世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)が通算13アンダーで初制覇し、ツアー最多記録に並ぶ出場5試合連続優勝を達成した。メジャー2勝目でツアー通算13勝目。

 確かな進歩を感じた4日間だった。勝は米ツアー本格参戦1年目だった昨年、予選落ちした大会で初日から上位を争ってメジャー自己最高位の9位に入った。「本当に成長したなって思う。コースの見え方が全然違った」。言葉に実感がこもっていた。

 悪天候のため前日から持ち越された第3Rの18番(パー5)でイーグルを奪い、4打差7位から臨んだ最終R。「練習場からあまり良くなかった」とフェアウエーキープ率50%、パーオン率39%とショットが安定しなかった。好機をほとんどつくれない中、寄せとパットでスコアを74にまとめた。

 ジュニア時代からしのぎを削ってきた畑岡と同組。それでも「とにかく自分のプレーに集中した」と意に介さず、最後まで冷静さを貫いた。

 次戦は5月2日開幕の日本ツアー国内四大大会、ワールド・サロンパス・カップ(茨城)。「まだまだ伸びしろしかない。頑張って優勝に一歩でも近づけるよう頑張りたい」。母国のファンの前で一回り成長した姿を見せる。

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