「米女子ゴルフ・最終予選会・第１日」(５日、マグノリアグローブＧＣクロッシングズＣ＝パー７２＆フォールズＣ＝パー７１)

　来季の米女子ツアー出場権を懸けた最終予選会が行われ、山下美夢有（２３）＝加賀電子＝が６バーディー、ボギーなしの６６で回り、通算６アンダーで首位と３打差の３位で好発進を決めた。山下を含め、日本勢は計７人が出場し、岩井千怜が４アンダーの６位、明愛は３アンダーの１１位。吉田優利、馬場咲希が２アンダーで１７位に並んだ。山口すず夏は６７位、原英莉花は９４位と出遅れ。２５位までが来季の同ツアー出場資格を獲得する。

　パー７２のクロッシングズＣで回った山下は、悪天候の後半で一気にチャージを掛けて６６をマークした。ロングパットを沈めた１５番を皮切りに、１６、１７番とショットをピンに絡めて３連続バーディーを奪うと、最終１８番は寄せづらいショートサイドのバンカーから、チップイン寸前のアプローチを見せてパー締め。「天候が荒れて難しかったけど、その中で耐えるゴルフができた」と、首位と３打差３位の滑り出しに笑みを浮かべた。