松山英樹大崩れ…48位後退 悪い流れ引き戻せず79の大たたき 大会自身初のノーバーディーに落胆「長い一日になった」

 「米男子ゴルフ・マスターズ・第3日」(12日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 5打差の12位からスタートした松山英樹(33)=LEXUS=はバーディーなしの5ボギー、1ダブルボギーの79と大きく崩れ、通算4オーバーで首位と16打差の48位に後退。4年ぶりの優勝が遠ざかった。ロリー・マキロイ(英国)がこの日最少に並ぶ66をマークし、通算12アンダーで単独トップに浮上。メジャー4大会完全制覇を視界に捉えた。2打差の2位にブライソン・デシャンボー(米国)が続いた。

 悪い方向に転じた流れを、最後まで引き戻すことができなかった。松山は、過去2回ある大会自己ワーストの80に1打と迫る79の大たたき。しかも、バーディーがなかったラウンドは初めてで「長い一日になった。疲れました」と話す言葉にも力がなかった。

 「すごく痛かった」と振り返ったのが4番、6番といずれも1オンしながらボギーをたたいたパー3だ。「昨日までと変わらない雰囲気でスタートできた」と自信を持って臨んだ。言葉どおり、4番は手前9メートル、6番は右下6・6メートルと、バーディーでもおかしくないショットを披露したが、そこからいずれも3パット。これが後のプレーに影を落とした。

 7番では2打目がシャンクするミスで貯金を吐き出し、10番でとうとうオーバーパーに。11番、右の林からの2打目では、打った瞬間、硬い地面か木の根の影響か、手首を気にするそぶりも見せた。

 最後の勝負をかけたのは13番パー5だった。「少しでも流れを変えたかった」と残り246ヤード、フェアウエーながらつま先上がり、左足下がりの難しいライからフェアウエーウッドで2オンを狙ったが、ボールはトップしてクリークに。最後までチャンスにめぐまれなかった。

 「来年のためにも、いいゴルフを」。精いっぱい、前を向くしかなかった。

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