佐久間朱莉は史上5人目の年間平均ストローク70切りならず

 2番、ティーショットを放つ佐久間朱莉(撮影・中田匡峻)
 1番、グリーンでラインを読む佐久間朱莉(撮影・中田匡峻)
 1番、パーで大会最終日をスタートさせた佐久間朱莉(撮影・中田匡峻)
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 「女子ゴルフ・ツアー選手権リコー杯・最終日」(30日、宮崎CC=パー72)

 通算1オーバー、21位から出た佐久間朱莉(22)=大東建託=は2バーディー、7ボギーの77とスコアを崩し、通算6オーバーで今季最終戦を終えた。

 大会前までの平均ストロークは69・9382。このまま60台で終われば史上5人目の快挙となり、そのためにはこの大会で通算1アンダー以下、つまりこの日は70以下で回ることが必要だったが、最後に崩れてしまった。

 佐久間は大会を通じて「左ドッグレッグのヒールに対してのティーショットがうまくいきませんでした」と、マネジメントしきれなかったことを“敗因”に挙げ、「来年、リベンジしたい」と話した。

 「平均ストロークとか、ティーショットを振り抜くとか、どちらもできませんでした」と話した佐久間だが、それでも今季は初優勝から4勝を重ね、年間女王を手にした。「課題は、伸びしろ」と前向きに捉えている。

 1年を振り返ればもちろん「上出来。90点ですね。特に“準備する力”が昨年より増したと思います」と手応えをもって終わることができた。

 「1月はゆっくり休んで、温泉にでもいきたい」とした佐久間。鋭気を養い、「伸びしろ」を背に来季もツアーを引っ張っていく。

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