金谷拓実 吉本ここねと結婚発表後初ラウンド5位好発進 ギャラリー「おめでとう」の祝福に「お互いに支え合っていけたら」

 ギャラリーから結婚を祝福され、笑顔を見せる金谷拓実(撮影・開出牧)
 1番でティーショットを放つ金谷拓実
2枚

 「男子ゴルフ・日本シリーズJTカップ・第1日」(4日、東京よみうりCC=パー70)

 金谷拓実(27)=SOMPOひまわり生命=は4バーディー、2ボギーの68で回り、5位につけた。3日に女子プロゴルファーの吉本ここね(25)=不二サッシ=と今年1月に結婚していたことを公表。周囲の祝福に応える上々のスタートを切った。63で回った宋永漢が首位発進。今季賞金王の可能性を残す3人では、今季賞金ランク首位の金子駆大は2オーバーで23位、同4位の大岩龍一は5オーバーで26位に低迷する中、蟬川泰果が1アンダーの10位で回った。

 結婚公表から一夜。1番で名前がコールされると、ギャラリーから「おめでとう」の声が飛んだ。金谷はうれしそうな笑顔で応えた。

 大学時代から交際を続け、今年1月に入籍。所属先を通じて公表し「報道を見たファンの方から祝福の声をかけていただいてうれしかった。皆さんのおかげです。ありがとうございます」と喜んだ。女子ツアー最終QTに出場中の吉本に「みんなに喜んでもらってよかったね」と連絡した。

 昨季賞金王は米国を主戦場としつつも、9月に「ANAオープン」を制し、今年も今大会に駒を進めた。この日は4アンダー、2バーディー。「粘り強くできた。グリーンのスピードが上がっているので難しいラウンドだった」と辛抱を強いられた。5番は下りをオーバーしてボギー。それでも6番で手前ラフからピン横に付けバーディーを奪い返し、12番、13番、17番とアプローチがさえてスコアを伸ばした。

 15番パー3では、第1打を砲台グリーン奥に打ち込んだ。斜面の木の根元のボールを、逆打ちでグリーンエッジ近くに戻し、好アプローチから距離を残すボギーパットを沈めた。「あまり(逆打ちは)練習していない。最小限に抑えられた」とうなずいた。

 あと一歩で優勝を逃し続けてきた今大会。「お互いに支え合っていけたら」と語る結婚への祝福を追い風に、「アイアンの縦の距離感を修正したい」と上昇を誓った。

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