松山英樹 25年V締め 憧れウッズ主宰慈善大会PO制した “「62」を目指せ”に発奮!「64」猛チャージで来年に弾み

 ヒーロー・ワールドチャレンジを制し、ウッズ(左)と写真に納まる松山(ゲッティ=共同)
 プレーオフで優勝を決めるパットを放つ松山(ゲッティ=共同)
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 「米男子ゴルフ慈善大会・ヒーロー・ワールドチャレンジ・最終日」(7日、アルバニーGC=パー72)

 松山英樹(33)=LEXUS=が1イーグル、6バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算22アンダーで並んだアレクサンデル・ノレン(スウェーデン)とのプレーオフを制し、2016年大会以来の優勝を果たした。今大会はツアー非公式で、タイガー・ウッズ(米国)がホストを務めた。

 米男子ゴルフで開幕戦を制した松山が、最高の形で2025年を締めくくった。プレーオフを制して、16年大会以来の優勝。中継局に、憧れの大会ホストのウッズから62を目指すように言われたと明かし「そこを目指したけど、本当にいいプレーができて良かった」と笑みを浮かべた。

 ツアー非公式ながら世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)ら実力者もそろう中で、最終日は首位と3打差の3位からのスタート。10番(パー4)でイーグルを奪い、6バーディー、ボギーなしの64と猛チャージをかけた。

 ノレンとのプレーオフはバーディーで勝負を決めた。頂点に立ち「あんまり状態は良くなかったけど、試合をやりながら良くなっていった」と大会を振り返った。

 25年は開幕戦のザ・セントリーで白星を挙げたものの、その後は優勝から遠ざかり「なかなかその後うまいことプレーできなかった中で、最後に優勝することができてうれしい」とかみしめた。逃げ切って勝った9年前とは違い、今回は追いかける展開で競り合いをものにして「9年という歳月を経て、今の自分でしか出せないものもある」と手応えを口にした。

 26年に弾みをつけた今大会。「来年の最初からいいプレーができるように、しっかりと準備していきたい」と気合を入れた。

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