渋野日向子は暫定23位 来季出場権獲得へ正念場 圏外と1差、残り7ホール「切り替えて頑張る」
「米女子ゴルフ・最終予選会・第4日」(8日、マグノリアグローブ=パー71、72)
来季出場資格を争う最終予選会は8日、第3ラウンド残りと最終ラウンドが行われ、日没で全選手が競技を完了できずサスペンデッドとなった。順位は全て暫定。桜井心那が最終ラウンドの9ホールを回り、通算10アンダーで2位につけた。渋野日向子は11ホール、西村優菜は8ホールを終えてともに4アンダーで23位。伊藤二花は15ホールまで回って4オーバーで75位。大会方式は当初90ホールだったが、悪天候による順延などの影響でカットのない72ホールに変更。25位タイまでが来季の出場資格を得る。
渋野は正念場を迎えた。10番から出た最終ラウンドは11、12番で連続バーディーを奪ったが、その後は15番で2打目をグリーン左の池に入れるなど三つのボギーでスコアを落とした。現状は出場権獲得へぎりぎりの順位で、圏外とは1打差。残り7ホールへ「切り替えて頑張ります」と力なく笑った。
一方、21歳の桜井は気持ち良くこの日を終えた。パー3の17番で4メートルのパットを沈めると、18番では2打目を1メートルに寄せて連続バーディー。「気を引き締めて残り9ホールを頑張りたい」と意気込んだ。





