レフティー細野勇策 45位→3位に急浮上 苦手コースに対応「パターがすごく入ってくれてよかった」

 「男子ゴルフ・Sansan・KBCオーガスタ・第2日」(28日、芥屋GC=パー72)

 首位から出た香妻陣一朗(32)=フリー=が6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算17アンダーで単独首位を守った。1打差の2位に李尚熹(韓国)。さらに1打差の3位には、大会最少ストロークの61をマークしたレフティーの細野勇策(23)=三共グループ=が45位から急浮上した。

 45位から出た細野が1イーグル、9バーディーの猛チャージで一気に駆け上がった。大会最少ストロークを2打更新する61で、3位に急浮上。内容に十分な手応えはなくても「全体を通してピンチもなかった」とほっとした表情を見せた。

 パー5の18番で7メートルのイーグルパットを沈め、前半だけで六つ伸ばして折り返した。後半も勢いを落とさず3連続バーディーで締めた。得意な印象がない今回のコースで、苦戦してきた目のきつい高麗芝のグリーンに対応し「パターがすごく入ってくれたのでよかった」と笑顔で振り返った。

 7月上旬の大会に出場後、試合がなかった約1カ月半で飛距離向上を目指して練習に打ち込もうとしたものの、左手首を負傷。いまだに万全の状態ではなく、今大会も直前まで出場するかを悩んでいた。初日からの2日間はパーセーブを重ねて何とか耐え、3日目に優勝を射程圏内に捉えた。

 5月の日本プロ選手権でツアー初勝利を飾り、ポイントランキングで首位に立つ。「まだ半分も終わっていない。もっといい順位を積み重ねていけたら」とおごることなく意気込んだ。

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