関西カントリークラブ【大畑大介のトライ!名コース難ホール!!】
ラグビー界のレジェンド・大畑大介氏による、関西地区のゴルフ場探訪も佳境に入ってきた。どんなコースにも様々な顔があり、大畑さんが持ち前の豪打をどう攻略に結びつけていくのか。試金石としても最適と思えるのが今回の、関西カントリークラブだ。どこに打ってもセーフ、というのんきな造形ではない。しかし、必ず攻略ルートは用意されている。大畑さんと、コースとのアツい対話をお伝えする。
出だし、1番はほぼ真っ直ぐのパー5。左はセーフ。右サイドはOB。大畑さんのティーショットは、やや薄い当たりではあったが、フェアウエー右サイドか、少しラフにかかるか、という方向に飛んでいった。
一度刻んで、3オン狙いか、と思われたがいきなりの落とし穴が待っていた。飛ばし屋の着弾地点あたりが絶妙に絞られており、どうやら大畑さんのボールは無情にも白杭の外まで転がっていったようだ。
〝たられば〟を言うなら、大畑さんの飛距離であれば番手を落としても楽に3オンは可能。しかし出だしのパー5でドライバー以外、というのは逆に勇気が必要になってくる。
ただ大畑さん、ミスショットよりも「春とか、秋に来たらめちゃくちゃきれいな景色も楽しめそうですね」と、ロケーションを楽しむことを忘れない。この余裕、切り替えが一流アスリートたるゆえんだろう。
気を取り直して2番、400ヤード弱のパー4。ここは〝枠内〟へのナイスショット。こうくれば大畑さんのものだ。残りわずか100ヤードほど。きっちり4メートルに乗せて、パーをゲット。
ここからも、コースが大畑さんをあの手この手で誘ってくる。3番は337ヤード、5番は326ヤードと短いパー4が待ち受ける。ミドルアイアンでティーショットを打てば、あとはウエッジで楽々2オンの距離、ではある。しかしそこは世界で覇権を争ってきた大畑さんだ。
可能性があるなら、1打でグリーンを狙う。強烈なスイングスピードだけに、わずかにタイミングがずれれば大けがも待つ。そこを一切、迷うことなく振っていく。3番は残念ながら左の林へ。しかし5番は右の林上空から理想的なドローボールとなって、グリーン方向へ。わずかにドローがかかりきらず、グリーンヒットは逃したが、右のラフ、少しこぼれたところにボールが鎮座していた。ラフからということもあり、寄せワンとはいかなかったが320ヤードショットを生かしてのパーに周囲も口をあんぐりだ。
ここから3連続パーと調子を上げてきた大畑さん。「ティーグラウンドからターゲットを見つけやすい。そこに関しては、プレーしやすいコースだと思いますね」と話す。一方で「ナイスショットできましたが、次、来るときは5番でドライバーを握ることはないと思いますね。あのティーショットはたまたま。リスクが大きいです」とも。
広大なコースではないが、左右に気をつけると言うより「タテのOBを気にしないといけない。逆に、そこを間違えなければフェアウエーを広く使えるコースですね」と、攻略法が見えたようだ。
大阪や、神戸の人が「亀岡の、関西カントリー」と聞けばイメージはわきづらいかもしれない。なんだか、京都の西の方の、山奥?と感じるかも。しかし大阪からなら新御堂筋(箕面有料道路)の終点、神戸方面なら新名神を利用し箕面とどろみインターを利用し、そこから一本道で20分かからない。お世辞抜きに、好アクセスと断言できる。
その先に待つ、風光明媚(めいび)かつ深いゴルフを楽しめるのが関西カントリークラブだ。
【グルメ】
食事も本格派だ。しっかりとした味付けで大畑さんも「ボリュームたっぷり」とつい笑顔になってしまう「黒毛和牛の焼き肉重」や、これまたソバのボリュームに目を見張るような「天ざる蕎麦とミニまぐろ丼」も人気メニューだ。さらに夏にはぴったりの「冷やし担々麺とチャーシュー丼」…。どれをとってもボリューミーで味も抜群の豊富なメニューでおなかを満たせば、後半もナイスプレー間違いなし!
【クーラーカート導入】
快適性と機能性を追求して開発された冷風が出るクーラーカートを10台導入済み。
温度や風量を調整でき、吹き出し口は伸縮式のダクトによりお好みの向きや距離が調整可能。ご利用希望の方は、ゴルフ場にお問い合わせください。
【会員募集】
関西カントリークラブでは現在、会員を募集中だ。正会員A(入会金275万円、年会費6万6000円)、正会員B(同伴者1名が会員料金の特典付き、入会金330万円、年会費7万7000円)となっている。キャディー付きで1万1570円でプレーできるなど、お得なプランが用意されている。問い合わせ、申し込みは同クラブまで。
https://www.kansai-cc.jp/top/member/
【所在地】
関西カントリークラブ
〒621-0124
京都府亀岡市西別院町柚原東深谷9番地
TEL:0771-27-2131
予約はコチラ→関西カントリークラブ
