大谷直子 盟友・大原麗子さん孤独死で終活…07年、悪性リンパ腫で余命宣告

 女優・大谷直子(67)が16日、TBSで放送された「爆報!THE フライデー」に出演。孤独死を懸念し、老人ホーム入居を検討するなど、終活の様子が放送された。

 大谷は1969年、19歳の時にNHKの朝ドラ「信子とおばあちゃん」のヒロインを務め、私生活では、2度の結婚と離婚を繰り返し、シングルマザーとして3人の子供を育てた。子供はすでに独立。現在は都心のマンションで1人暮らしをしている。

 番組では大谷が2007年、57歳の時、悪性リンパ腫と診断され、余命3カ月と宣告されたことも明かされた。がん細胞が骨に転移して、背骨が圧迫骨折しているという状態だった。体重は33キロにまで激減。「みすぼらしい人間の最後の姿みたいだった」と振り返る。

 抗がん剤の副作用で判断力が鈍り、400万円の詐欺被害に遭うなど、心身ともにボロボロとなったが、新しい抗がん剤が効き、「余命3カ月」から生き延びた。

 09年夏、盟友だった女優・大原麗子さん(享年62)が都内の自宅で孤独死。死後3日たって実弟に発見されたことがニュースとなった。ベッドの横で倒れており、伸ばした右手の先、約15センチのところには、携帯電話が転がっていた。

 大谷は「かわいそうだって言葉でくくりたくない。死ぬ時は1人」。現在、独立した子供たちとほとんど連絡を取らず、今も「(連絡取らない期間は)2~3カ月はありますよ」と淡々と語っていたが、一方で孤独死への不安も沸き上がり、番組の協力で関東近郊の老人ホームを見学した。その素晴らしさに感激していたが、その後のスタジオ収録では「こういうのがある、って分かった瞬間に元気が出た。簡単には入らないぞ!」と笑い、前向きに語っていた。

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