前大阪市長の橋下徹弁護士が６日、カンテレ「胸いっぱいサミット！」に出演し、大村秀章愛知県知事が「東京と大阪は医療崩壊」と発言したことに端を発した、吉村洋文大阪府知事との“バトル”について言及した。

　大村知事と吉村知事は、大阪府の医療体制についてツイッターで意見を戦わせた。その後、「あいちトリエンナーレ２０１９」の企画展「表現の不自由展・その後」の開催責任をめぐり、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が大村知事の解職請求（リコール）運動を呼びかけた団体を発足。吉村知事は「取り組みには賛成だ。応援する」と話し、ツイッターでも「応援してます、なう。」と投稿していた。

　東国原英夫は吉村知事の投稿が取りざたされることについて「何の問題もない」ときっぱり。しかし橋下氏は「どんな番組を見ても、吉村さんをみんな批判しない！腹立って仕方ない。僕は批判されまくったから」と、笑いながら不満を打ち明けた。「大阪府知事が愛知県のことにかみつくことはおかしいじゃないですか？松井さん（一郎大阪市長）がちゃんと『吉村知事、これは愛知県知事が判断することだから大阪府知事が言うことじゃないよ』と言ってる」と指摘した。

　東国原は「リコールは愛知県民が判断することだが、内容に対して賛同することには政治家だから問題ない」とした。