たんぽぽ白鳥 感染で自宅療養も薬もらえず「パブロン飲んでいた」
4月に新型コロナウイルスに感染したお笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子が22日、読売テレビの情報バラエティー「あさパラ!」にゲスト出演し、療養生活について語った。
病状については「私は37・3度くらい。インフルエンザくらいのだるさだった。でも味が何も分からなかった。1週間くらいでだいぶ落ち着きました」という症状で、後遺症はないという。
自宅療養からスタートし、そのうち入院させてもらうのかと思いきや、結局、最後まで自宅療養で終わった白鳥。毎日1回、保健所からは電話で聞き取りがあったと思われるが、「しんどい時は薬をもらえるんですか?と聞いたら『そういうものはないので、市販の薬を飲んでください』と言われて、パブロンを飲んでいた」と明かした。
パネリストのタレント・ほんこんは「それだけ何も(ウイルスについて)分かってなかったんや」と、未知のウイルスの恐ろしさを改めて口にした。
夫のチェリー吉武と同居する自宅は1LDKだったため「引き戸で2部屋になるタイプで。ついたてで部屋を分ければ大丈夫と保健所の人に言われて。寝室とリビングに分けて。リビング側に台所があるので全部食事をチェリーにやってもらいました」と、夫の家事があっての療養生活だったと振り返った。
トイレは使うたび、手すりやドアノブに界面活性剤入りの洗剤を水で薄めた除菌スプレーを噴霧。風呂も「石けんやシャンプーも2人別に分けた。私が最後に入るように言われていて、入浴後は毎回、壁も床も洗剤で洗ってから(翌日)チェリーさんに入ってもらった」と感染を防ぐために腐心したという。